父親の存在

子どもの幸せのために、より大きな影響を与えるのは、父親か母親かと問われたらあなたの答えはどちらでしょうか。答えは「母親」「父親」「どっちもー」のどれかでしょうか。
ある文房具用品の会社が、母の日の特別企画を立てました。それは、刑務所に入っている受刑者たちに母の日カードをプレゼントすることでした。受刑者たちに母の日カードを使ってもらおうと考えてのことでした。受刑者たちの反響は大きかったそうです。予想を大きく超えて、カードの追加が必要なほどだったのだそうです。この結果に、気をよくした文房具用品会社は、父の日にも同じ企画を立てました。母の日カードの時のように追加をしなくても済むように、たっぷりのカードを届けたそうです。ところが、結果にびっくりしてしましました。父の日カードを送りたいという受刑者はほとんどいなかったのだそうです。受刑者の中には、実の父親の名前を知らない人も少なくなかったという事もわかったそうです。
父親の存在が希薄なので子どもが問題を起こし、受刑者になってしまったのかどうかはわかりませんが、多くの受刑者にとって父親の存在、父親の影響が小さいことが伝わってくるようです。
ある建設会社の社長さんが、会社に人を採用するときにどのようなことに気をつけているかと質問された時の答えが次の言葉です。
「その人の父親との関係を気にします。父親に愛されていて、父親の権威に従順に従う人であれば仕事も十分にこなしていけるでしょう。父親に反抗している人は雇いたくありません。その人は、必ず社長である私にも反抗すると思いますから」

お父さんがた!気落ちしないでください。将来、父の日のカードが来なくても、父の日のプレゼントが無くても心を騒がせないでください。しかし、今から子どもにしっかりと向き合い、寄り添ってあげたいものです。子どもに対する父親の存在と影響力を、軽く考えないでくださいね。