赤ちゃんを侮るな


「赤ちゃんの前で話すことばに気をつけたほうが良い。赤ちゃんを侮ってはいけない。」

 

大学で調査した結果が上のことばです。アメリカの大学で赤ちゃんに聞かせたことばを、赤ちゃんが覚えているかどうかを調べました。その結果、8ヶ月の赤ちゃんでも、聞いたことばは、良いものも悪いものも覚えているということがわかったそうです。

調査対象になった8ヶ月の赤ちゃんたちに、3つの物語を録音テープで10日間聞かせたそうです。その後、2週間たってテストをしたところ、赤ちゃんたちは物語に出てきた単語に明らかな反応を示したそうです。しかし、物語に出てこなかったことばには反応しなかったのです。この調査結果を評価した研究者のことばです。

「かなり幼い子どもでも、ことばに注意を払い、聞きなれた音を判別できることがわかる。親は、たとえ子どもがまだ何もわかっていないように思えても、気をつけたほうが良い。子どもに本を読み聞かせてあげると良いだろう。それが、ことばを学び身に付けていく第一歩になるだろう。また、音の種類を聞き分ける助けにもなる。」

ことばの習得は、1歳前から始まっているようです。8ヶ月の赤ちゃんはことばを覚えているのです。穏やかで聞きやすいことばをたくさん覚えていくのか、荒々しく聞きたくないことばをたくさん覚えていくのか。それは、親にかかっているのです。親は、努めて子どもに穏やかに話しかけたいものです。子どもは、親の話からことばを学んで行きます。今更、言うまでもないことですが昔から親たちはたくさん赤ちゃんに話しかけてきました。穏やかに、ニコニコしながら子育てに当たることの大切さは理解できます。が、忙しい生活を強いられている現代社会ではなかなか難しい事のようです。私たちの心の内を確認したいですね。