親として出来ること


精神科医師の海原純子さんが「大人の生き方、大人の死に方」と言う著書の中で、子育てに関することで次のように書いています。

 

「親だからといって子どもの進路を決定してはいけない。とりあえず学歴を、とりあえず・・・・、という親の期待が子どもの人生を空虚にすることも多いのだ。・・・・、親は子どもが本当にしたいことを見つけ、実現できるように手助けしてほしいと思うばかりである。そのためには、まず親自身が納得いく人生を送る必要がある。」

 

確かに、子育ての事を考えると、常に子どもの事に焦点が当てられますが、実はその背後に、親自身の問題が存在している場合が多くあるのです。夫婦の問題が家庭の雰囲気を作り、夫婦の問題が子どもの心に大きな影響を及ぼしていると見るのは正しいでしょう。多くの人々の問題を医学的な視点から治療してきた海原医師の指摘に素直に耳を傾けたいと思います。

さらに、ここで聖書の教えに目を向けてみましょう。子どものことを言う前に、まず親である者たちがぶどうの木であるイエス様につながり、そして、夫婦が互いに愛し合うことを薦めています。エペソ5:21~33に妻と夫にたいしての教えがまとめられています。夫婦が互いに従いあうこと。その上で、妻は主イエスに従うように、夫に従うこと。夫は、キリストが教会を愛し教会のためにご自身をささげたように、妻を愛すること。

母親が出来るわが子への最高の貢献は、母親が子どもの父親である夫に従っている姿を常に子どもに見せていくことです。そして、父親が出来るわが子への最高の貢献は、父親が子どもの母親である妻を心から愛している姿を見せることです。