願い事

 ある小学校の教師が6年生の書いた作文を紹介しています。この教師は、子どもたちに「私の願い事」という題を与えて作文を書くようにと課題を与えました。子どもたちが欲しいものや、将来の夢、あこがれていることなどを書くだろうと思っていましたが、結果は大違いだったそうです。驚いたことに7割の児童が、家族の事を書いたそうです。それも両親の不仲や家庭内の問題が多かったのだそうです。

 

 「お父さんが家に帰ってこない。早く帰ってきてほしい」

 「お母さん、今のボーイフレンドと別れてほしい」

 「お父さんとお母さんのけんかを無くしてほしい」

 「私には3人のパパと、3人のママがいる。パパとママを1人づつにしてほしい」

 「僕の3人の兄弟の父親はみんな違う。人生が複雑すぎる」

 

現代社会の家庭内にはストレスが満ち溢れているのでしょうか。大人にとってもストレスに対処することは難しいことです。まして、経験の少ない子どもにとって、ストレスは耐え難いことです。家庭内問題ほど、子どもたちの心を乱すものは無いでしょう。あらゆる面で子どもたちに影響を及ぼします。子どもの時の経験は、その子が大人になっても大きな影響を与えます。そして、更に次の世代へと引き継がれていくのです。

 

「お父さんとお母さんが仲良く、愛し合う姿を見たい」

 

これが、多くの子どもたちの願い事なのでしょう。将来、お子様が、「願い事」という作文を書くとしたならばどのような文章を書くでしょうか。